WordPressはテーマ(Theme)と呼ばれるデザインテンプレートを使用してウェブサイトの外観とレイアウトを制御します。余談ですが、Themeは英単語の中でも綴りとカタカナ読みが違うことで有名です。このテーマのファイルは階層構造になっており、ページや投稿を表示する際に特定のテンプレートを探して、表示します。

  1. index.php: 一番大事なファイルでテーマのデフォルトのテンプレートファイルになります。特定のページや投稿が他のテンプレートに対応しない場合、index.phpが使用されます。
  2. single.php: 個別の投稿(単一の記事)ページのテンプレートファイル。例えば、ブログ記事の詳細ページがこのテンプレートを使用します。
  3. page.php: 個別の固定ページ(ページ)のテンプレートファイル。通常、WordPressページの詳細表示に使用されます。著者について、お問合せなどで使用します
  4. archive.php: アーカイブページのテンプレートファイル。例えば、カテゴリーやタグごとの記事一覧ページがこのテンプレートを使用します。
  5. category.php: 特定のカテゴリーのアーカイブページのテンプレートファイル。
  6. tag.php: 特定のタグのアーカイブページのテンプレートファイル。
  7. header.php: サイトのヘッダー部分を表示するためのテンプレートファイル。
  8. footer.php: サイトのフッター部分を表示するためのテンプレートファイル。
  9. sidebar.php: サイドバー(ウィジェットエリア)を表示するためのテンプレートファイル。
  10. functions.php: テーマの機能やカスタマイズを定義するためのファイル。PHPコードを追加してテーマを拡張できます。

これらのテンプレートファイルは、WordPressがコンテンツを表示する際に使用され、テーマのデザインや機能を制御します。テンプレート階層図で左側にあるファイルから優先されて表示されます。そのファイルが存在しなければ、次の左側のファイルが表示される形になり、何も表示されないということはない構造になっています。このテンプレート階層図は非常に大事とのことですが、まだ、その実感はありませんが、何度なく、重要というイメージは湧いてきました。